
フランスのお話。
なぜか幼い頃からずっと気になっていた国。
だから私はフランスを「魂を還す場所」と呼んでいます。
初めて訪れたのはテロ事件直後の2016年。
2017年に再訪。
2022年にMV撮影とフランス南下の旅。
フランス4回目の渡航となったのが昨年の2024年。
パリのオリンピック前のデコレーションとノートルダム大聖堂の改修工事が印象的な年でした。


フランスに来て毎回思うことがあります。
景色が絵になる。
空が高くて広い。
水と土が違う。
そしてフランス語は美しい。
日本に帰ると、便利で豊かで安全な国だとつくづく感じると同時に、日本では感じることのできないフランスの街並みや自然、人々がまるで一つの芸術であるかのように私の心の中に残るのです。
それは時に、日本で生活する私を悩ます種になることもあります。
そういった経験を重ねて人生を熟していくことが生きるということなのかもしれません。
フランスワインの原材料であるブドウは、スプリンクラーで水を与えられることもなく、品種によっては石灰岩の中に力強く根を張り成長するものもあるそうです。
困難な状況の中で育まれる強さや深みは、人間の生き方にも通じるのかもしれません。
海外のお話は、"The Terroir Dilemma"というタイトルで、少しずつ紹介していきます。
ACO
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